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講演家の中村文昭さんが語る、「稲妻の皿洗い」の話。皿洗いで日本一?

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こんにちはオキナガです。

私は24歳の頃、その頃の友人である山本君からあるCDを渡されました。

それは講演家でもある「中村文昭」さんのCDです。

私はこのCDを聞いて、人生が変わるほどの衝撃を受けました。

・いつも皿洗いばっかりで・・・

「お前、その仕事本気でやってるか?」

「皿洗いで日本一目指したんか?」

これは中村文昭さんが、「厨房に入っても皿洗いばっかりで・・・」と愚痴をこぼしたところ、当時の師匠から言われた言葉です。

一体どういうことでしょうか?

以下中村文昭さんの「稲妻の皿洗い」についての書き起こしになります。

参考 中村文昭さん「稲妻の皿洗い」

・「稲妻の皿洗い」、きっかけは師匠の言葉から

師匠

お前はいつも、自分の都合に合わないときは場所を変えようとするんだ。お前に会うコンセントは見つからない。一生見つからんよ。場所を変えることじゃないんだ。自分に都合の悪い環境を、自分の都合の良い環境にするところまで努力するから、お前にぴったりのコンセントが見つかるんだよ。場所変えて見つけるんじゃない」

中村さん「師匠にこう言われて、もう愚痴なんて言いにこなきゃ良かったと思いましたよね」

師匠

お前一生懸命皿洗いやったんか?日本一目指したんか?

「明日から目覚まし時計を調理場において、秒針を見つめて、稲妻のような洗い物をやれ!それくらいのこともやっとらんうちからギャアギャア言うな」

・稲妻の皿洗い、始まる

「次の日から稲妻早い洗い物をやり始めたんですよ。そしたら今まで二人でやってたんですけど、先輩から、『お前洗い物早いね!』って言われて、『早いんだから一人でできるよね』とか言われて、その人他の仕事やり始めてね。こんなことならやらにゃ良かったかななんて思ってね。そしたら調理場の正社員の人が話しかけてくれて」

「お前何やってんだよ。何焦ってんだよ」

「はい。私、皿洗いで日本一目指してるんです。秒針を見ながら日本一の皿洗い目指してるんです!馬鹿でしょ?でも私、何かやる時は日本一目指せって言われてるもんですから」

「お前馬鹿じゃないか?おーい、みんなこいつ皿洗いで日本一目指してるんだってよ!」

「そんな感じでみんなに言いふらされてね。でもそしたら周りの人達がこういう風にも言いだしたんです。『お前あいつのこと笑うけど、あいつと同じのようにできるか』ってね。そしたらみんな今まで話したこともなかったのにいろんな人が目をかけてくれてね

「そしたらある時、調理場の料理長が『おーい!野菜が足りない!』って騒ぎだしたんです。でも調理場はみんなが忙しくて、誰もキチンと反応できてません。でも私は稲妻の皿洗いをしてるもんですから、私だけ余裕があるんですよね

「『誰でもいいから野菜買ってこい!』って言って、料理長がその時たまたまポケットの中から2000円を放り出したんです。そしたら私、瞬時に体が反応してしまいまして。『お前買ってきてくれるのか』?って言われて、思わず『はいわかりました!買えるだけですね!』って駆けだしたんです」

・中村さんの心構え「あなたの予測上回ります!」

「2000円握り締めて私、心の中でつぶやきましたね。『あなたの予測上回ります』」

「次の瞬間、『この調理場の過去の使いっ走りの中でぶっちぎりの速さでかえってきたる!』って思って、知らん顔して調理場のドア静かに『パタン」って閉めてから、ウワーーーーーーッって全力で走り出しましたね。息きらしてゼイゼイ言って、額に汗ダラダラかいて『お待たせいたしましたーーーーッ!』って言って調理場に帰って来たら、みんなびっくりしましたよね」

「だって普通、使いっ走りって言ったらダラダラいくもんですよ。行きがてらに休憩したりして。それを猛ダッシュで帰って来たもんですから。そしたら料理長が『お前そんなに走ったんか』、って聞いてくれて、でも僕は息切らして喋れないですから、ハアハア言ってたんです。そしたら今まで話しかけてくれたこともなかった料理長が『ありがとう』って言ってくれたんですよね。」

「僕は『もったいないもったいない』だけ言って、稲妻の洗い物の続きをしてました。そしたら料理長が話しかけてくれましてね。『お前名前なんて言うんだ』『中村です』『出身はどこだ』『三重県です』『そりゃ田舎だろ』『人の数より木が多いようなところでそれが唯一の自慢です』『だから足が速いんだな』なんて話をしてから、ぼくの仕事が一つ増えましてね。それが、使いっ走りです

「何かあると料理長に『おいサル!』言われて、使いっ走りをやるようになりました。料理長は怖くて、みんな話しかけづらい感じだったのに僕だけ妙に仲良くなってご飯食べに連れて行ってもらったりするようになりましてね。そして腹を割って話をした時に『なんでお前はそんな一生懸命なんだ?』って聞いてもらったんです」

・「稲妻の皿洗い」が人の心を動かす

「『実は僕はもう少しでこの仕事を辞めなきゃいけないんです。それで六本木でバーをやらなきゃいけないんです。田端さん(師匠)ていう人と巡り合ってね、その人はすごく厳しいし金もくれないし、すぐ人のこと殴るんだけど、その人のこと大好きなんですよね。それがその人の人間力だと思うんです。僕、全部その人に体預けてるんです。だからバーが開店するときに、絶対に何かやれる自分になりたくて頑張ってるんです。だからこの調理場に勉強に来たんですけど、まだ皿洗いしかやらせてもらえなくて・・・』」

「そう料理長に話したら、料理長がボロボロ泣きながら話聞いてくれてね。『お前早く言えよ』って。早く言ったらどうにかしてくれたんか、って思いましたけどね(笑)。でも使いっ走りで仲良くなって、腹を割って話をすることができて、なんと、次の日から皿洗いからカウンターに移転になったんです

「もうね、カウンターの中で仕事したいって人なんていっぱいいるんですよ。でも全員ぶち抜きで、カウンターに入ったんです。だけど先輩方、誰も僕に文句言わなかったんです。『お前だったらいいよ』って。みんな僕の応援してくれたんです。みんなが知ってること、全部紙に書いて教えてくれたんです」

「そして開店の日を迎えた時に、田端師匠にこう言われたんです。『あの時お前ができない理由を言って、時を先送りにしてきたら今日と言う日は無かったんだよ。だけどやると決めたら命がけ、やると決めたら体動かすって決めたら、人がお前の味方になったろうが』」

・稲妻の皿洗いの話を聞いて思ったこと

いかがだったでしょうか?

中村さんが、たかが皿洗いと思っていた仕事を、「日本一の稲妻速い皿洗いをしてやる!」という気持ちでやりだしてから、人の心が動き、中村さんの環境も変わりました。

私はこの話を聞いてから、仕事や何かで愚痴が出そうになる時、本当に一生懸命やっているだろうか?稲妻の皿洗いができているだろうか?と自分自身に問うようになりました。

・中村文昭さんプロフィール

中村文昭さんは現在「クロフネカンパニー」という会社を経営し、講演会などの事業を行っています。

● 昭和44年 三重県多気郡宮川村大杉谷の生まれ。
● 皇學館高校卒業
● 尊敬する人物 坂本龍馬
● モットー(好きな言葉)一燈照隅

三重県伊勢市で手作りのレストラン・ウェディング事業を展開。派手な広告はぜず、クチコミで多くの若者の指示を得て、大繁盛している。
「商売のすべては出会いからひろがってゆく」という独特のコミュニケーション、サービスはアイデア満載で、日本各地、講演にひっぱりだこ。講演をはじめたのは2000年。初年度十か所、二年目三十か所、三年目八十か所!すべてクチコミで広がっている。又、中村氏著書「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!」サンマーク出版ビジネス書部門で全国各地の書店でベストセラーばく進中!

出典:株式会社ブレーン講師紹介ページより

また最近ユーチューバーにもなられました!

ユーチューバーになった理由がぶっとんでます。

「子供が将来ユーチューバーになりたいって言うから、俺が先になろうと思って」

ユーチューブチャンネル ふみあ菌【中村文昭公式】

また、著書も多数出版されています。

 


お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ! [ 中村文昭(実業家) ]

 


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